型にはまらない寿司の楽しみ方を

カウンターで食べる寿司屋では、基本的には1貫いくらという値段設定になっています。
鯛やヒラメや白身の魚から食べて、タマゴで終わるという食べ方を聞いたことがありますが、普通の人は考える必要はないと思います。

好きな物を頼んで、値段が気になるのであれば時価の商品は頼まない、というのも自分の食べ方で良いのです。
時価という値段設定になっている時は、値段がいくらにでもなりうるということですから、本当に怖いですね。

味の濃い食べ物を食べると、味の薄い白身の味が分からないというのですが、そんなことは食べる側の自由ですので、気にしないでいいのです。
そして、玉(タマゴ)やあがり(お茶)などの言葉は、通常お客が使う言葉ではなく、職人が使う言葉ですので、無理に言葉を覚える必要はありません。

普通に熱いお茶ください、タマゴください、と言えば通じますので、自分の言葉で注文すればいいでしょう。
カウンターでの食事は、少し緊張するところもありますが、楽しめるようになれば良いなと思いますね。恵比寿の寿司屋「鮨竹半若槻」さんが教えてくれた知識でした。

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